2011年

10月

23日

未来予想図

あなたは、5年後・10年後・その先の未来の自分をイメージする事が出来ますか?

 

 

もしイメージが出来るなら何年後かを決めて、1枚の白紙にその時の自分をなるべく具体的に描いてみて下さい。風景など色を塗っても構いません。

絵の上手い・下手は関係はありませんので、気にせず描いてみて下さい。

 

 

なぜ絵なのか。

頭の中のイメージを外に出すことによって、夢や目標が具体的に目に見える形になります。更に、そうした絵を目につく場所に張る事で常に目指す先が意識されるので、ゴールや目標への道しるべにもなります。

また、絵は言葉では表現を仕切れないモノを表現でき、見返したりする時に一目で情報が入ってきます。

 

 

こう言った手法は、元日本代表のサッカー選手・中村俊介さんも行っていたそうです。

彼は学生の頃に頭の中に思い描いたテクニックなどをノートに書き記し、詳細な絵を書いていたそうです。

またテレビや雑誌などで活躍しているとあるモデルさんは、自分も憧れのモデルさんのようになりたいと思い、その人の雑誌の切り抜きやポスターを目に付く場所に張り、常に体系や考えと言うモノを意識をするように心がけていたそうです。

 

 

このようにイメージする力と言うのは、意識を変化させる働きがあるのです。

意識をするとその方向へ進んで行くので、思い描いたモノが現実になるというのは本当なんですね。

 

 

もし、絵で表現がしにくい方ならば、上記の例であげたモデルさんのように切り抜きで絵を作ってもよいですし、写真でもよいでしょう。

 

 

もしかしたらなかには、未来の自分のイメージがなかなか出てこないと言う方もいるかと思います。

そう言った方は、『もう1人自分がいたらこんな事してたかな』とか、思い切って50・60年後の自分を書いて見て下さい。

そこをスタートにして、その自分になるには40年後の自分はどうしているか、30年後はっと逆算して書いてみて下さい。

 

 

夢や目標を胸に抱えながらも迷い、もがき、日々頑張っている方がいらしたら是非そのイメージを一度絵に描いてみて下さい。

きっと進むべき道への、道しるべになってくれますよ。

 

 

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2011年

8月

28日

パワースポット

こんばんは。

窓から入ってくる夜風の涼しさと、虫たちが季節が夏から秋の入りへと変わったことを伝えてくれていますね。

 

 

パワースポットと呼ばれる自然が作った力とされる特別な場所がある。

樹齢何百年と生きる巨木、地下から滾々と湧き出る水など。

そう言った場所へ訪れると、運気が向上したり心が浄化されると言った効果があるとの事。

 

確かに、自然には不思議な力を感じさせる所がある。

運気が向上するのかどうかは定かではないが、心が安らいだりする効果はあるかと僕は思う。

そう言った特別な場所ではなくても、自然界には草木生い茂る山や、清らかな流れとせせらぎの川、木々に囲まれた湖、遮るものがない眼前に広がる海と言った場所がある。

もっと身近な場所で言えば、緑が多い近所の公園でも心を安らげる事はできる。

土や木に触れてその感触や生命の息吹をじっくりと感じてみたり、ベンチや芝生に座り頬をなでる風とその匂いを感じてみたり、目を閉じて降り注ぐ日差しの明るさと暖かさを感じてみたり。

つまり、身の回りにある自然も五感をフルに使って感じる事で、心の穏やかさや安らぎを感じる事が出来るのだ。

 

 

とある山の奥深い場所に神社があり、その神社の裏手に樹齢何百年も生き続けている御神木と呼ばれる木がある。その木は高さ30メートル以上、太さ10メートルほどの巨木があり、木の周りには白く太い綱が巻きつけられていて、来た者はその木の迫力に圧倒されると言う。

そこに訪れた人の話では、ある人は悩みを抱えていて木に触れながらその悩みを話したら悩みごとが消えたり、怪我や病気をした人がその木に触れたら治ってしまったと言う。

また、神社のそばにある湧き水持ち帰りを飲んだ人は、みるみると元気が出てきたと言う人もいたらしい。

 

 

この話しに出てくる全ては、僕が想像して書いたフィクションだ。申し訳ない。

どこにでもありそうな物語だが、想像してもらいやすい様にいくつか意図的に細工をしてみた。どこに細工があるかは、改めて読み返して頂ければ気づくと思う。

こう言ったありふれた様な作り話であっても、日ごろのストレスを抱えて気が滅入ってしまっている人や、気持ちが落ち込んでしまっている人からすれば、効果があるかないか分らなくてもその場所に行ってみたいと思う人がいるかもしれない。

マイナスの状況化や辛い経験をした時に何かにすがりたい、頼りたいと思う気持ちは誰しもあるだろう。

ましてや不特定多数が目にする、こう言った話しが乗っているサイトであれば尚の事だ。

 

 

僕はパワースポットというのを批判している訳ではない。

実際にその場所に行くという行動は前向きになりたいという心の表れであるし、不思議な経験をしたり力を感じるかもしれない。

例え、そう言った自然の力を感じたり経験が出来なくても、行ったことに対して意味があると見出すことがあるかもしれない。

実際に僕も富士山に登った際に不思議な力と言うモノを感じた経験がある。そして、日本一の富士山に登ったと言う経験もまた自分への自信となっている。

 

 

科学や心理という枠を超えた、目には見えない自然の不思議な力はある。

しかし、悲しいかなそう言った場所や言葉がブームになるという事は、それだけ身の周りの人たちの心が疲れたり、落ち込んでしまっているという事を物語っているということだ。

 

 

 

ふたみ なおひと

 

 

 

 

 

 

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2011年

8月

21日

食を楽しむ

風土さんの北上コロッケ定食と朝採れアスパラ
風土さんの北上コロッケ定食と朝採れアスパラ

こんばんは。

 

厳しい暑さが続いたかと思いきや、一転して涼しい日が訪れましたね。

一時かと思いますが、クーラーや扇風機と言ったモノに頼らない、

自然の涼しさを楽しみたいですね。

でも、寝冷えや風邪をひかないように要注意です。

 

 

さて、今日は先日の岩手でふれあった時のエピソードを綴りたいと思います。

ボランティアを終え宿泊先のホテルにて一息をついた後、

夕食をどうしようかと悩みました。

ホテル内にも食事を取れる場所があったのですが、せっかくの岩手。

やはり外でご当地料理を食べたいなと思い、パソコンを開いて情報収集。

調べていると【北上コロッケ】なるものが。

気になったので早速ホテルから近くのお店を検索。

 

 

ひとりホテルから出て、メインストリートのような大通りを歩いていると、

一風変わったハワイ料理さんや居酒屋さんなど食欲誘う飲食店。

人通りは少ないながらも、どこも店内は賑わっている様子が見えました。

目的のお店【風土】さんを探しながら歩くこと5~6分、お店へ到着。

 

 

お店の雰囲気は木目を貴重としたカフェのような落ち着いた感じで、

大きなカウンター席と4人がけのテーブル席が4つ。

カウンター席についてメニューを見ていると

【朝採れアスパラ】がふと目にとまり、その言葉の響きに惹かれ

北上コロッケと朝採れアスパラのバター炒めの2つを注文。

 

料理が来るまでお店の雰囲気を味わいながら、

周りのお客さんの会話や奥でやっている宴会の声を聞いてたり

楽しんでいると、ふと目にした本棚にマンガ・ワンピースを発見!

ずっと気になっていた巻を探して読んで料理を待つことに。

 

 

まずは朝採れアスパラがテーブルへ。

アスパラは大きく肉厚で、鮮やかな緑色。

添えられたプチトマトもバターで炒められて輝いてました。

アスパラを口へ運び入れて噛んだ瞬間、その美味しさに思わず『んん~』

と唸ってしまうほど。

プチトマトも火を通された事で甘みを増していて、またもや『ん~ん』。

舌鼓を打っていると、メインの北上コロッケが。

店員のお姉さんが料理の説明をしてくれて、

『北上コロッケはここの名物で、お店によっても味や調理方法が違うんです。

ここのコロッケの特徴はクリームコロッケのようなクリーミーと、

とろっとした粘りがあるのが特徴です。アスパラも刻んで入っていますよ』

と教えてくれました。

 

早速コロッケに箸をいれると、衣のサクッとした感じ。口に運ぶと、説明の通り粘りのある食感にまたもや『ん゛ん~~~~』

読み途中だったワンピースの存在も忘れ、ひたすらに食を楽しむ。

添えられている副菜ももうホントに美味しくて、勢いでガッ!食べたくなるのを

抑えつつ、その1品1品をゆっくりと時間をかけて味わいました。

食べ終えた後は『美味しかった~』と心から思える満足感と感謝に包まれました。

 

そしてその後は、じっくりとワンピースに没頭し読みふける・・・。

読み終えて一息をつくと、店員のお姉さんと女将さんこちらと思わず目があってしまい、

『ワンピース、やっぱり面白いですか?笑』と声を掛けられ、ちょっぴり恥ずかしい気持ちになりつつもその満足感もまたひとしおでした。

 

 

『食べる事を楽しむ。』

人間にとって食べる事は生命活動を維持する為であり、命を繋ぐ行為。

でも日常の中では、ついその食事という行為が当たり前になってしまう。

人によっては、『ゆっくり食べてる時間なんて無い』、『お腹がいっぱいになれば良い』という人もいます。僕も以前はそうでした。

しかし味わいながら食べると、気持ちとしての満足感に差が出る事に気づきました。

昔に聞いた、よく噛んで食べる。モノを喉に詰まらせないというのもありますが、

咀嚼することで栄養の吸収を助けると教わった気がします。

そしてその時には気がつかなかった、素材や料理の味を楽しむ。

きっと幼い頃に教わっていても、その意味を理解しようとはしなかったと思いますが、

大人になった今だから再発見し理解できたその『楽しみ』がとても新鮮です。

 

そして和食やフランス料理にみられる、料理を小分けして食べるというスタイル。

美味しいモノを時間をかけてゆっくりと食べ、会話し、味を楽しむという時間を過ごす。

これはとても理に適っている食事の仕方なのだなと、思いました。

 

そしてもうひとつ。

よくテレビで『まいう~』のコメントで有名な石塚さんやイタリアンシェフの川越さんが美味しそうに笑顔で食事をされているを見ると、本当に美味しそうなイメージが伝わってきて時間に関係なく食欲わ掻き立てられ食べたくなってきますよね。

彼らのより美味しく魅せる技術もありますが、それは特別ではなく人間誰しも美味しいモノを食べると自然と笑顔がこぼれるものです。

美味しい顔で楽しそうに食べている姿と、眉間にシワが寄るような難しい顔や無表情で食べている姿。どちらが人間にとってあるべき姿かは、一目瞭然ですね。

 

忙しい日常ですが、朝・昼・夜の食事の時間。

ケータイやマンガと言ったモノを一旦横に置いて、食べることの集中してみて下さい。

そして時々、周りで食事をされている方の表情や動作をチラッと見てみて下さい。

その中に何人笑顔で食事をされている方がいるか、食べることに集中している方がいるかが分かると思います。

その時に気づいた姿や表情や動作は、きっと普段の自分の食事している姿に重ね合わさると思います。

 

このようにゆっくりと食事を楽しむ時間を過ごすことで、人間の活動機能の時間が調整されたり、美味しいモノを味わって食べる事で得られる幸福感と満足感、食べることの大切さを改めて実感する事が出来ると僕は思います。

 

 

 

 

ふたみ なおひと

 

 

 

 

 

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2011年

8月

14日

ふれあい

参加した仲間とともに。
参加した仲間とともに。

こんにちは。

 

 

昼間の暑い時間、どのように過ごされていますでしょうか?

僕は節電という訳ではないのですが、

昼間屋内で過ごす時は打ち水をしたり窓を全開にして、

クーラーに頼らない自然の風で暑さをしのいでいます。

 

 

今日のブログのタイトルの《ふれあい》

今回のボランティアツアーを通じて、大きく2つのふれあいがありました。

 

 

1つは宮城、岩手どちらも独りでボランティアツアーに参加をしたのですが、

このボランティアツアーは独りで参加されている方が非常に多いんです。

 

 

また、参加されている方とお話しをさせて頂くなかで

『どちらからいらしたんですか?』とお聞きするのですが、

東京、埼玉、神奈川、千葉、沖縄、滋賀、福岡、奈良、高知、岐阜

から来ましたという色々な場所から参加されていることのに驚かされました!

 

 

沖縄から来たという方は、深夜の飛行機に乗って朝東京に着き、

そのままこのツアーに参加したり、他にも新幹線で来てそのまま

の流れで参加するというアグレッシブさ!!

 

 

みんな遠く離れた東京からの出発でも乗り継いで

【何か自分に出来ることをしたい】

という想いを胸に参加された方ばかりで、

その想いと行動力が伴った姿は尊敬に値するものでした。

それと同時に、自分がもし東京に住んでいなかったら、

彼らのような想いと行動力がある行為が自分にも出来たのだろうかと

考えさせられました。

 

 

来た場所が違えばもちろん年齢や職業も違うもので、

学校の先生や高校生や大学生、会社員、農家、公務員と言った

様々な職種、年代の方々とお会いすることが出来ました。

世代や職業を超えて集まり、コミュニケーションをとることは

非日常であり、とても刺激を受けるものでした。

そして僅かな日数の中での関係とは言え、

目的や過ごす時間を共にする仲間になるので

それぞれがコミュニケーションをとることで繋がりが新たな繋がりを生む。

団体行動・活動において必要不可欠となる精神活動を垣間見みる事が出来ました。

 

 

もう1つのふれあいは、現地の方々との出会いです。

どこから来たのかも分からない僕達に、

被災された時のお話しやお気持ち、今を聞かせて下さった方々。

そして、現地に滞在しボランティア活動に励んでいらっしゃる

ボランティア団体の皆さん。

宿泊先や周辺で働いていらっしゃる地元の方。

 

 

僕自身はそう言った皆さんに何を残し、

何を感じさせることが出来たのかは分かりませんが、

どの方々とふれあってもそこには心に残る温かさがあり、

人間らしさがあり、何よりも芯のある強さを感じました。

 

 

出会いふれあった方々とまたお会いする機会は、もしかしたらないかもしれません。

また現地に足を運んだ時にもしすれ違っても、分からないかも知れません。

でも、本当にまためぐり会えるなら是非お会いしお話しをしたい方々ばかりです。

 

 

このボランティアツアーは現地の方々との出会いだけではなく、

参加した人たちにも新たな出会いが生まれるきっかけになったと思います。

その例として終わった後には連絡先の交換をされている方や、

僕も参加された方たちと一緒に東京を巡ったり今も連絡を取り合ったりしています。

 

 

一緒に参加した皆さん、そして現地でお会いした皆さん。

本当にありがとうございました。

この場と使い、改めて皆さんに御礼を申し上げます。

またいつか、どこかでお会い出来る日が訪れますように。

宮城、岩手、お会いした皆さんの地元に必ず行きます!!

 

 

 

ふたみ なおひと

 

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2011年

8月

12日

岩手県ボランティアバスツアー・2日目

こんばんは。

連日の厳しい猛暑と熱帯夜が続いていますね。

 

 

昨日はボランティア活動の1日目として、

広田町の田んぼ内の草刈と瓦礫類の除去作業について書きました。

 

 

2日目も陸前高田ボランティアセンターにて機材の積み込み作業後、

センターの方から作業内容についての説明を車内で受けました。

ボランティア活動の2日目は陸前高田市内から少し離れた場所で、

こちらも田んぼ内の草刈と瓦礫類の除去作業との事でした。

 

 

ボランティアセンターを出発して、程なくして陸前高田市内へ。

前日と変わった所が検討がつかない風景が続くなか、

この日も所々で重機やトラックが土埃をあげながら大きな廃材を積み込んだり

除去作業を行っていました。

また、少し離れた場所では前日に引き続き行方不明者の捜索活動を行っている

警察の方々の姿がありました。

岩手県も厳しい夏の暑さは変わらず、日差しを遮る場所や暑さをしのぐ場所もない中での重機を使っての作業にあたる方々や捜索活動をする警察の方々も、

さとの戦いという辛さもあったと思います。

 

 

作業場所は、周りを山に囲まれた場所にありました。

バスを降りてすぐ横には大きな濁った水溜まりが出来ていて、

そのすぐ隣には津波で流されきた手付かずの生活品などが

散乱したままになっていました。

 

作業する田んぼへと向かう途中、

ボランティアセンター今日の作業を依頼された方とお会いしました。

その方のお話によると、

『避難命令が出て車でここの場所まで来たけれど

渋滞のよう車が進まなくなってしまっていて、

車からみんな降りてこの道を通って山の方に逃げようとした。

真後ろと横からもどんどん津波が迫ってくる中で

この道の杉の木の上に登ろうとしたけど、

その時は草が無い状態だったからつかまって登るのも困難で、

お年寄りは足腰が弱くて登れない人もたくさんいた。

先に登れた若い人たちがお年寄りの手を引っ張りしたけど、

迫ってくる水に足を捕られてそのまま流されてしまった人たちの姿を

いっぱい見た。

山に登って避難したある一人の女性は、自分は何も出来なかった。

自分が変わりになれば良かったのにと自分を責め続けて苦しんでいる人もいる。

本当に信じられない光景だった・・・。』

とお話しをして下さいました。

津波の高さは想像を遥かに超えていて、津波が過ぎた後の周りの杉の木には

たくさんの御遺体があったそうです。

そう言われて思わず見上げた杉の木は、10メートル以上はある木々でした。

そこからは海が見える場所では無かったのですが、

色々な方向から流れ来て合わさった津波の力が

ここまでの甚大な被害を及ぼす原因になったのかと思いました。

 

 

そして、まだ重機も入っていない津波で流されてきたモノがそのまま残されている手付かずの場所がすぐ近くにありました。

そこには間隔の狭い木々の間をどのようにして入っていったのかと思わせる、

ワゴン車が1台奥のほうに横転したままになっていたり、

家具や木片といったモノが雑多に折り重ねていました。

こちらの写真がフォトブックにありますので、是非ご覧頂きたいです。

 

 

お話しを聴かせて頂いた後、草刈と瓦礫類の除去作業に入りました。

ここでも状況は変わらず、生活品や瓦、木片と言ったモノが多く散乱し埋まっていました。

作業を進めて行くなかで、急遽田んぼの横にある側溝の泥をかき出す作業をすることになりました。

当初の予定には無かったことだったのでスコップやシャベルの数が足りずの状況でしたが、手で泥をかき出したり、瓦礫の中から使えるモノを探して作業を進めました。

側溝は大人ひとりが入るくらいの横幅でしたが、深さは泥の滞積でどの位まであるのかは分からず、中腰になりながらかき出しました。

泥の中からは、割れずに残ったそのままの瓦や割れたガラスと言ったモノが多く、

なかには大きな植木と植木鉢も埋まっていました。

水分を含んだ泥はやはり重さもあり力がいる作業になりましたが、

割れたガラスなども覆い隠し怪我をする恐れもあったのでいつも以上に慎重に作業を進める必要があった為、一緒に参加しているボランティアの方々と声を掛け合い、連携をとりながら作業を進めていました。

これは前回の宮城の時もそうだったのですが、それぞれの参加した動機は違えど、

同じ作業に取り組む事で連帯感が生まれていくのを感じました。

 

 

当初は14時までの作業工程でしたが急遽決まった泥の書き出し作業により多少の延長となりましたが、作業を終えたあとに見た田んぼと側溝は最後のボランティア作業をやりきったという充実感を感じさせるモノとなっていました。

2日間を通じてのボランティア活動は、改めて被災地の甚大な被害の大きさを間の当たりにし、【復興】とは何かと言うモノを考えさせられました。

テレビや新聞などから飛び交う『復興』の文字や言葉。

何をもってして復興と言うのか?街があるべき姿かたちに戻ったらなのか?

被災された方々が日常生活を送れるようになれたらなのか?

外面的なモノばかりを作るのが【復興】なのか?

明確な目標やビジョン無き【復興】という言葉は、

身近に感じさせられるような言葉にはとても僕は思えない。

きっとそこに【時間の流れ】が感じられないからだろう。

まだまだ僕らにやれる事、やるべき事は山ほどある。

そして、ボランティアに参加した人は被災地をこれから先も見続ける義務があると思う。

やりっぱなしのボランティアでは無く、

携わった人間の一人としての責任を持つべきだと、僕は思う。

 

 

 

 

ふたみ なおひと

 

 

 

 

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2011年

8月

11日

岩手県ボランティアバスツアー・1日目

こんばんは。

命の声をあげる蝉たちが、本格的な夏の暑さを伝える時期になりましたね。

そして、震災から5ヶ月が経ちました。

 

先月27日の2泊3日の宮城県ボランティアに続き、

8日から3泊4日で岩手県にボランティアに行って来ました。

 

 

今回は旅行会社トップツアー主催のボランティアバスツアー

《東日本大震災復興支援ボランティアツアー》

費用は¥20000・1人部屋。今回もひとりで参加しました。

ツアー参加者38名。

宿泊施設は岩手県北上市のホテルルートイン北上駅前。

活動地域は、岩手県陸前高田市の沿岸地区。

 

 

8日の22時に東京駅からバスにて、岩手県へ向け出発。

朝9時前に陸前高田ボランティアセンターへ 到着し、

草刈機や鎌、一輪車と言った機材を借りてバスへ搬入。

ボランティアセンターには同じように大型バスが何台も停車し、

中高生と思われる人たちも多く、センターで働いていらっしゃった方々も

対応に追われている様子でした。

 

 

車内にて本日の作業内容が発表され、田んぼ内の草刈と瓦礫の除去との事。

活動場所はセンターから移動して陸前高田市内を抜けて約20分の場所にある、

【広田町】と言う場所。

話しによると、ここは2方向から津波が来て被害を受けた地域で、

まだ人の手が足りていない場所との事でした。

車内で教えて頂いた情報によると陸前高田では2000人以上の方が行方不明で、

4000家屋が半壊・全壊の被害を受けたそうです。

 

 

広田町へ向かう途中に陸前高田市内を通ったのですが、

思わず息を飲むほどの被害の大きさに言葉を失い、涙がにじみました。

辺り一面は重機によって堆く積まれた瓦礫や木材の山が至る所にあり、

場所によっては海水に浸かったままの所もありました。

また、大型ショッピングセンターと思われるの建物や病院、

野球場は形や面影を残している物もありましたが、

津波の破壊威力によってその姿を変形させられていました。

車も何百台と言う数が集められており、生活の足として使われていたその形を

留めていた物は皆無でした。

 

 

甚大な被害を受けたその情景のなかに、とても印象に残るモノがありました。

それは、一本の松の木です。

ここ陸前高田は高田松原と呼ばれる松原が有名で、

被害を受ける前は多くの松の木が植えられていたそうです。

その木の周りにもきっと多くの松の木があったと思いますが、

周りのコンクリートや家屋が津波によって流され形を変えてしまったなかで、

唯一その松の木だけは流されず残ったそうです。

そして、その松の木を地元の方は【希望の松】呼んでいるそうです。

(車中からその松の木の写真を撮ることが出来たので、是非ご覧下さい)

 

 

バスが作業をする場所に着き、運び入れた機材を降ろしてそれぞれが作業準備へ。

一面を見渡すと、草が生い茂るなかに重機で集められた瓦礫の山がいくつかありました。

作業の流れとしては、最初はその生い茂った草刈の作業へ。

鎌を手に草を刈っていると、海水で影響が出ているであろう土の中から

生命の息吹を感じさせる雑草が力強く根を下ろし、

昆虫たちもその中で活き活きと活動をしている様子がありました。

雑草が根を張り生い茂る事で昆虫たちを呼び、昆虫たちもそこで新たな命をつなぐ。

自然はどんな環境になろうとも負けずに、ただひたすらにその命をつなげる。

あるべきもとの田んぼの姿に返すために草を刈りながらも、

そういった生命の力強さを改めて学び感じました。

 

 

草刈の作業を一通り終えて、次は瓦礫などの除去作業へ。

ここでも瓦やガラス、食器、木片、ガスコンロ、ベッドと言った生活の跡や、

写真やプリクラ、ビデオテープと言った思い出の品も埋もれてしまっていました。

作業する場所の範囲が広く、次々と掘り出され集められて出来上がっていく山の数々。

それと同時に、時間と共に足場から瓦礫類がなくなっていくのが観て分かる程でした。

以前の宮城県でのボランティアと同様に、やはり細かなモノを取り除くという地道な作業は人の手なくしては出来ない作業であり、まだまだこう言った場所の作業は必要だなと改めて感じました。

こう言った地道な人の手による作業も、復興への大切な作業です。

小さな瓦礫類も集めれば、やがては1つの大きな塊の山となるのです。

 

 

この日の作業を終え、帰りのバスから仮設住宅の場所が見えました。

外観からの様子だと住宅全体の間隔が狭く密集していたので、

生活音などのプライバシー面の確保などは大丈夫なのかな?と少し心配に感じました。

また、警察の車両と警官の方を所々で目にしました。

後から知った情報によると、震災から5ヶ月という節目に向けて行方不明者の捜索活動をされていたそうです。

2000人以上の方が行方不明とされている中で、

時間の経過と共に段々と捜索も難しくなってしまうかもしれませんが、

1人でも多くの方がご家族のもとに帰れるようにと願うばかりです。

 

 

 

ふたみ なおひと

 

 

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2011年

7月

31日

空海と密教美術展

(※写真撮影したものではありません)
(※写真撮影したものではありません)

こんばんは。

ヒンヤリとした過しやすい日になりましたね。

 

本日は、上野の国立博物館平成館にて公開をしている

【空海と密教美術展】を観に行って来ました。

奈良、京都、御仏像様好きには堪らない美術展ですよね~♪

 

大恐竜展の長~い行列を横目に平成館に向かったのですが、

こちらもさすがに込み合っていました。

 

年齢層は20代後半~60歳代の方が多く、入った早々に人だかり。

他を観ようと中に進むも、どこもかしこもやはり人だかり。

 

並んでいる列もなく、群がって観ている形になってしまっているのでなかなか観れず、

多少ストレスに感じましたがちょっと強引に割り込んだりしつつ観ました。

 

この美術展2部構成になっていて、

簡単にいう【書物・小物エリア】と【御仏像様エリア】になっています。

 

御仏像様エリアはやはりメインとの事もあってとても観やすく、

間近で観られるのはもちろん、少し上から全体を見渡せる作りになっていました。

360度グルリと色々な場所からじっくりと観れるので、

御仏像様が醸し出す雰囲気を間近で感じる事が出来ました。

 

時には慈愛に満ちた眼に見つめられ、

時には己の心を正すが如く見開いた眼差しに見つめられ、

1体1体と対峙する度に感じるモノが違いました。

 

あと僕は利用しなかったのですが、俳優の北大路欣也さんがナビゲートをしてくれる

レコーダーが500円でレンタルが出来るのもありました。

そしてお土産コーナーの充実していて、こちらも沢山の人で賑わっていました。

 

その他にも、また別で無料で観れる展示会場もありました。

小中学校の時に学んだ縄文~弥生土器の展示や浮世絵、茶道具、甲冑、妖怪などなど。

どれもかなりの展示物の多さで、日本文化を堪能し楽しめました。

そして、これで無料はかなりお得です!!

 

時間を掛けて、じっくりと日本の文化と向き合い味わう。

そして、品々が伝えてくる外面以外の趣や歴史を感じる。

大人の知的な楽しみ方と言うのを学んだ、濃密な時間となりました。

 

美術展を後にしてから少し上野を散策しに歩いたのですが、

初めて知った場所や建造物など発見や勉強になるモノが多く、

まだまだ散策したい街・上野でした。

 

ご興味がございましたら、是非足を運んでみて下さい。

それだけの価値がある場所です。

 

【空海と密教美術展】

公開期限は9月25日(日)まで

 

 

 

ふたみ なおひと

 

 

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2011年

7月

29日

宮城県ボランティアバスツアー

こんばんは。

 

久しぶりのブログ更新になりましたが、

タイトル通り【宮城県ボランティアツアー】に行って参りました。

 

27~29日までの3日間、旅行会社クラブツーリズム主催のボランティアバスツアー

《東日本大震災復興支援宮城県ボランティア活動バスツアー》

に参加をしました。

費用は¥18000・相部屋。僕はひとりで参加しました。

ツアー参加者38名・添乗員4名。

宿泊施設は宮城県鳴子温泉郷の鳴子湯乃里幸雲閣。

 

僕は事前の準備として作業靴(安全靴)・マスク・ゴーグルは自分で用意をしたのですが、旅行会社さんが人数分の作業靴やマスク、手袋、シャベルを無料で貸し出しして用意してくれていました。

 

1日目は朝からバスで宿泊場所に向かう移動日で、宿に到着後は風情ある温泉に浸かったり、宿の豪勢な夕食を楽しみながら過ごしました。

(そう言った宿泊施設や温泉・地域を楽しむと言うのも、このボランティアバスツアーの1つの目的です。)

 

宿泊施設は震災の影響を感じさせないくらいの綺麗さで、部屋もとても快適でした。

しかも、大浴場の温泉は露天風呂もあり24時間入浴可能!!

 

鳴子温泉郷は東の温泉番付で横綱に選ばれる程の名湯だそうです♪

外湯も利用可能との事だったので、送迎バスを利用して【滝の湯】という共同浴場へ。

ちなみに入浴料は宿が出してくれる無料券を使ったのでタダでしたが、無料券が無くてもなんと大人¥150という格安料金で入れる嬉しさ☆☆☆

 

中は年期の入った味わいがある木造りの浴槽と打たせ湯。

お湯は薄めの乳白色で、熱めの大きな浴槽とゆっくりと浸かれるぬるめの浴槽の2つ。

温泉で疲れが癒される効果はもちろんですが、一緒に浸かる見ず知らずの人との世間話や雰囲気も癒され効果大でした♪

 

でも実は僕、個人的にこう言う温泉の入り方をしたのは初めてでして(笑)

湯船に浸かるのはあまり好きではなく、今まではサッと入ってサッと出るみたいな人だったんですよ~(苦笑)

なので、こんな温泉を楽しんで入るような自分に正直ビックリでした(笑)

旅は人を変えると聴いたことがありますが、ホントなんですね~♪♪

 

余談になってしまいましたがお湯から上がった後、これもまた風情を感じさせる売店を見つけまして。

そこのオバちゃんがこれまた味のあるユル~い方でして(笑)

カレンダーは去年の12月から変えてないし、アイスクリームの入った冷蔵庫に描かれた手書きの絵が最高に笑える絵だったり!(写真なくてすみません・・・)

 

色々話しを聴きながら楽しんでたのですが、フッと見るとビニール袋に包まれたラヂカセが。理由を聞くと温泉から出る硫黄が電化製品をダメにしてしまうらしく、冷蔵庫やテレビとか壊れやすくて大変なんだそうです。温泉地特有の悩みですね・・・。

 

他にも印象深かった事がありました。

お店の奥にいたお客さんが帰った後にオバちゃんが教えてくれたのですが、その方は南三陸町の被災された方で、4ヶ月前に避難してこの辺りに来られたそうです。

来られた当初は、『怖かった』『ひどかった』と自身の感情を表に出されていたそうなのですが、ある日から急に塞ぎ込むようになってしまい、商品を買ったお金を払い忘れるようになったり、言動が変わってしまったとのことでした。

 

震災が及ぼしている影響というのは、時間と共に蓄積したショックやストレスなどから心を守ろうとする作用が働き過ぎてしまったり、環境が与える変化も1つの要因になって人を変えてしまうモノなのだと感じました。

 

2日目はボランティア活動の為に南三陸町の【小泉】と呼ばれる地域にて、登米市に拠点を置いている【RQ市民災害救援センター】のスタッフ2名の方の指導の下、約6時間の清掃作業をしました。

 

   【RQ市民災害支援センター】の活動や問い合わせなどは下記から

 

      WEB・携帯サイト http://www.rq-center.net/

 

 

RQの方のお話によるとこの【小泉】という場所は、特に復興支援が遅れている地域とのことで、重機を使う作業では出来ない人の手でしか出来ない細かな清掃作業を行いました。

 

現場は海から近くの場所で、津波によりひとつの地域が消失していました。

目の前にある景色は、家の土台となっていたコンクリートのみ。

遠くでは海に浸かったコンクリートの建物。

海沿いを走っていた電車の高架橋は真ん中で崩れ分断され、

その線路の上には家の2階部分と思われるのが手付かずのまま乗ったままになっていまいした。

 

津波の威力・破壊力がもたらした災害の爪跡。

そこにはただ、信じられない光景が延々と続いていました。

 

清掃作業をした場所は海から少し離れた場所でしたが、家を支えていた木材、壁、瓦、服、食器、写真、ビデオテープ、DVDと言った生活の全てが至るところに散らばり、土に埋まっていました。

 

そのひとつひとつを拾い集める度に、全てが誰かの当たり前だった日常を支え続けていた品物であり、想いがこもった品物なんだなと感じました。

 

なかでもやはり、写真を回収した際はそこに写っている方の想いを感じずにはいれませんでした。

 

人の手による細かで地道な作業でしたが、モノでは無く誰かの想いをこの手で集めているといたんだなと、振り返って改めて感じています。

 

また、作業中は水に浸けておくとひんやりする襟巻きと、当初上下セパレートタイプのレインジャケットとパンツを着て作業をしていたのですが、段々と日差しが強くなって暑くなってくるとさすがに通気性の悪いレインジャケットは厳しく、下に着ていた7分丈になって作業をしましたが、それでも暑さはやはり厳しかったです。

 

RQのスタッフの方が言うには、こう言ったボランティアで来られる方はやはり気持ちが張り切ってしまって、つい水分補給を忘れてしまったりして熱中症になってしまう方がいるんだそうです。

なので、ノドが乾く前にこまめに水分を取り、無理をしないで休みながらでも作業をするのが大事なのだと言っていました。

そして、年齢層や男女と言った違いもあるので、休んでいる人がいても《仕事をしていない》《やっていない》などと声を掛けずに理解をしてあげる事も必要だと言っていました。

(そう言う言葉を掛けると、かえって気負わせてしまうことに繋がるからだとのこと。)

 

そして、休憩時間中にこの景色を忘れないように記録に残そうとカメラを持って撮りに行くと、ほんの少し外れた所にも津波が押し流した瓦礫が散乱していていたり、

家の2階部分しか残っていなかったり、山が削れている場所を目の当たりにし、その悲惨さに思わず息を飲みました。

 

カメラを取り終えた帰りにふっと見上げると、高さ15mはある壁の上のフェンスが折れ曲がっているの見つけました。

 

もしかして、この高さまで津波が来たのかな・・・と思って見上げていたら、

ひとりの地元の方が『津波があそこまできたんだよ。それにほら、木の色が白いところや黄色くなっている部分があるだろ。みんな海水でああなちゃったんだよ』と話しかけてきてくれました。

その木のある位置から津波の高さを推測すると、20メートル以上はあったんじゃないかと思うと怖さや凄まじさを感じました。

 

その方は町の風景を見ながら

『津波で何にもかも無くなってしまったよ。何もなくなってしまったよ。』と、

そっと言葉少なに話してくれました。

その言葉を聴いて僕も改めて風景に目を移した時、その方の想いが身体を包み、僕は涙が溢れ、泣きながらその景色を見つめ『本当ですね・・・』と一言を返す事しか出来ませんでした。

 

そしてしばらくその風景を見続けたあと、『実はまだ嫁さんが行方不明なんだよ。』と教えて下さいました。

その言葉や想いに返す言葉などというものは何一つ見つからず、ただ黙って悲痛な想いを受け止めることしか出来なかったです。

 

その後は、仮設住宅に入れない方々がまだ100名以上中学校に避難をしている現状や、清掃作業をしていて感じた僕の思いなどをお話しさせて頂き、休憩時間の終わりがきてしまい『時間になってしまったので行ってきます』とお伝えしてお別れをさせて頂き作業に戻りました。

 

ほんの数分前に出逢ったばかりで、全くの見ず知らずの僕にそこまでの悲痛な思いを打ち明けて下さり、ただ聴くことしか出来なかったですが、被災された方の想いを直接聴けた事はとても大きな意味となりました。

 

新聞やテレビが伝える情報。やはりそこから被災地のことを知るには限度があり、それはほんの僅かなことでしかなかった事に改めて気づきます。

僕は《行って》《見て》《やって》そこで初めて《知った》と言えるのではないかと思います。

 

僕は、自分の武器とも言えるカウンセリングを活かした活動をしたいと思っていました。

そして、そのカウンセリングを活かせる場やニーズがあるのかを探ると言う目的もありました。

確かに心のケアは大事だし、これから必ず必要となる。それは間違いはない。

では実際に行ってカウンセリングを使ってやれることは何か。

不特定多数の様々な想いを抱えた人たちを前に、出来ることは何なのか。

カウンセリングと結びつくような個人レベルではなく、全体レベルで取り組めるような提案を企画し打ち出さなければいけないと今回のボランティアで思いました。

 

そして、今度は8月8日に岩手のボランティアツアーに行ってきます。

 

ふたみ なおひと  

 

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2011年

7月

24日

おすすめ本♪

皆さんこんにちは!

自転車並みの速度で移動を続けていた台風も過ぎ去り、

涼しげで過しやすい日になっていますね。

 

更新情報にもUPしましたが、【おすすめ本】なるトピックに追加しました♪

 

時間があれば書店に足を運び、時には入り浸り(笑)、色々な本に出会いました。

なかでもやはりカウンセリングという仕事柄、数多くの心理系の参考書から学び、勉強する事が多いんですね。

 

なにより【言葉】が重要となる仕事ですから、

参考書以外の小説などのジャンルの本から得るモノもとても多いんです。

例えばイメージや想像を膨らませたりする力だったり、

言葉から伝わってくる雰囲気を感じたり、

言葉の使い方や言い回し、伝え方を学んだり。

そこから得たモノは、カウンセリングの中で活用できるモノばかりなんです。

 

様々なクライアントの方とお話をさせて頂くのですが、

言葉ひとつにしてもこちらが想像したり感じている世界感と、

クライアントが感じている世界感はやはり違うんですね。

 

その違いに気がつかずカウンセリングを進めて行ったら、

クライアントに『分かってもらえない』『適当に扱われた』など不信感を与えてしまったり、さらに大きな傷を負わせてしまう事になりかねないんです。

 

ですから、クライアントの気持ちや感じている世界感に寄り添って話しを聴く為に、

クライアントと同じ位にカウンセラーもイメージや言葉の雰囲気、伝え方が豊かである必要があるんです。

 

豊かであるというのは、余裕を持って話を聴ける事にも繋がります。

そして、クライアントの世界感をより広げたり、見方を変える刺激になる事もあるんです。

 

本はその時に読む心境によって、ガラリと違った内容にもなります。

紹介した本はどれも読みやすく、気軽に手にとっていつでも読める本かと思います。

宜しければ、涼しい本屋さんでお手にとって読んで見て下さい♪

 

皆さんおすすめの本もあったら教えて下さい☆

 

 

ふたみ なおひと

 

 

 

 

 

 

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2011年

7月

19日

祝!WEDサイト開設!!

本日【スモールステップ・メンタル相談室】、開設しました!!

 

 

今まではモバイルサイトのみで運営を行っていましたが、

皆様からのご要望にお応えし、WEBサイトを開設する運びとなりました。

 

 

このWEBサイトを通じて、今後も皆さんのお役に立てますよう、

寄り添ったこころの相談室を目指して取り組んで参ります。

 

 

また、それと同時に〈こころのカウンセリング〉をもっと気軽に、

もっと多くの方に身近に感じてもらえるように、

僕なりに情報発信をし普及活動に取り組んで参ります。

 

 

開設から間もない為まだまだ至らない点もあるかと思いますが、

改めまして【スモールステップ・メンタル相談室】

宜しくお願い致します!!

 

 

ふたみ なおひと

 

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